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+αの感情をおこさせる必要性


地震発生から2日目。
とある番組で、地震発生時からその時点までのダイジェストを放送していました。
その特集映像は、被災地の凄惨たる被害状況や、

生き別れになった家族を捜す被災者を映しだしていました。
悲しげなBGM付きで。
「テレビ局は何考えてるんだ!!」
僕はそう思わずにはいられませんでした。
なぜ、映像にただBGMを付けている事に、

僕がここまで憤りを感じるのか。
もともとある音声以外に、BGMをはじめとする音声(サウンドFX等含む)を映像に追加するのは、そのシーンをより効果的に見せるためです。
語弊を恐れずに言い換えれば、”大げさに伝えるため” です。
驚いていない人をも、驚かせる。

悲しんでいない人をも、悲しくさせる。
そういったプラスアルファの感情、

現実以上の感情を起こさせるために付加する物です。
この音の効果というのは、思いのほか絶大です。
音を効果的に使っているハリウッド映画と、

それ以外の映画を見ればその差は歴然でしょう。
こういった類の “悲しいダイジェスト” は、

他の時期でというならそれもアリでしょう。
たとえば1年後に放送して、
その怖さを忘れないように、

今の幸せに気付くように、
そういう目的から “時期を見て” 流すという事は必要な事だと思います。
報道機関が、国民にニュースを効果的に伝える事は必要な事です。
しかしこれを震災が現在進行している、

2日目の “今” するのが、正しい事なのでしょうか。
今にも泣き出したい気持ちを必死に封じ込め、

気丈に冷静でいるように努め、

家族の安否確認ができる情報が、ちょっとでもテレビに出ないか。

町の情報が少しでも出てこないか。
ただ被災地の状況を見るだけでも、とてもつらいはずなのに、

そういう思いでテレビを見ている、多くの被災者やその家族の気持ちを考えれば、
そんな余計な演出に、何の意味があるのか。
そんな事をする必要があるのか。
なぜ必死で封じ込めている感情を、掘り返すような放送をするのか。
僕はまったく理解できませんでした。
・・・・・
マスコミに限らず、
大きな組織になればなるほど、

大人数を相手にすればするほど、
各個人に対する配慮が行き届かなくなりがちです。
ましてこういう緊急事態であれば、

そこまで気が回らないのも、やむを得ないのかもしれません。
でも、こういう時だからこそ、

マスコミの一般人よりも高いモラル、意識に期待したいのです。






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