これはフィリピンで僕が出会った、必死で生きる(?)タクシードライバー達の実話です。
Taxi:1
このタクシー、乗ってみると運転手さん日本語ペラペラ。
話聞くと以前は六本木界隈でバンドをやってたとか・・・。
一人でペラペラ喋ってるのがちょっとアレだけど(笑)、やっぱ異国の地で日本語に出会うと何となく親近感が・・・
(ホントはそんな簡単に親近感持っちゃダメですよ。笑)。
出発地から約1時間。目的地に到着。
着いたとたん、それまではつらつと喋ってたのに、急にメソメソモード・・・ナンデ?
運:あっち遠いね。ワタシ、かわいそ・カワイソ・カワイソ・カワイソ・カワイソ・・・・(×5万回)
元の街まで戻るのに時間かかるから、お金余分にくれと。
・・・・・
チップは普通にあげてるじゃん!
そんなこと言わなきゃ、明日のタクシーお願いしたかもしれないのに。
Taxi:2
Couz:○×ホテルまで
運:OK!!!
ぶ〜〜〜〜〜ん
・・・・・
運:着いたよ!
・・・・・
Danさんと僕、顔を見合わせ、
Dan & Couz:
違うし!
違うトコだから、当然僕たちの方のホテルへ送ってもらう。
着くなり運転手、
運:間違って違うホテル行っちゃったから、ガソリンいっぱいかかってるね
間違った方行って、余計に走ったから、金を多くくれと。
・・・・・
間違ったのおまえだろ!!!
横で聞いてたホテルマンも苦笑い・・・あはははは
Taxi:3
乗った瞬間ガス欠
・・・・・
ありえねぇッス・・・(笑)。
詳細はこっちです。
Danさんブログ
Taxi:4
僕たちを乗せて走ってる最中、シートベルトで捕まったタクシー運ちゃん。
切符きられそうになったら、いきなり警察官を買収し始めた!!!
えっ?マジ!?
で、その警察官、、、
買収されてるし!!!!
(笑)
100ペソで無かったことに、と。
したら運ちゃん、客の僕たちに向かって、
運:
100ペソだってさ・・・
・・・・・
Couz:
は?
俺たちが払うって事?
バカ言ってんじゃねぇ・・・(笑)
実はこの運転手さん、持ち金が1ペソもなく、乗車料金から100ペソ引くからと言うことでした。
Taxi:5
とある出先からの帰り。
ちょうど通りがかったタクシーに乗る。
Couz:○×ホテルまでいくら?
運:300!!
Couz:え?来る時メーターで200だったよ?
運:No!!300!!
Couz:(この運ちゃん強気だなー)200じゃなかったら、オレ降りるよ。
運:待って!!待って!!待って!! OK!!
300!!
・・・・・
値段、全然変わってないし・・・勢いよくOK!!って、アナタなかなかやりますね・・・
Couz:じゃ、いい。降りる!!
バタン、テクテクテク・・・・
ブロロロロローーー
あ、Uターンして戻ってきた。
運:おぉーーい!200でいいよー!
Couz:じゃ、ちゃんとメーターで計って行ってね
運:はいよ!(目がキラン!)
(ん?運転手さん、何か企んでるな。今、違うトコで曲がったし、たぶん遠回りする気っぽいなぁ)
Couz:ね、運転手さん。来る時渋滞してたけど、30分で着いたよ。今の時間だから20分で着くよね?^^
運:(ギクッ!)ハ、ハイ・・・
ぶぉーーーーん!!!!
かっ飛んでくれたので、実質20分以内で到着。
チップ多めに渡しました(笑)。
Taxi:6
試しにホテル専属タクシーに乗ってみた。
車もきれいだし、運転も丁寧。
トランクの荷物も下ろしてくれるし、見送りにお辞儀までしてくれる。
さすがホテルタクシー!金がただ高いワケじゃないのね・・・。
”Noと言えない日本人”にとって、
普通のタクシーが高くつくのか、ホテルタクシーが高くつくのか・・・
僕はもちろん「No!!!!!」って言うけど(笑)。
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