11月の第4木曜、アメリカではサンクスギビングという祭日でした。
ご存じない方のために、サンクスギビングとは…
「日本語では感謝祭と訳されることが多く、1年の収穫を神様に感謝する」ということらしいです。
家族全員が集まり、夕飯にローストターキー、ポテトなんかを食べたりすると、そんな感じです。
日本で言う正月やお盆に似てるかも。
僕はこの時期、毎年LAにいるのにも関わらず、ちょうど年末恒例のミックスCD「Westside Ridin’ Best West 200x」の締切と重なっているため外に出ることはほとんどなく、そういったイベントに参加することはなかったのですが、「今年こそはうちに来てBaby Reeのご飯を食べよう!」とDamizzaが誘ってくれたので、行くことに。
えぇそうです。去年も一昨年も断ってしまいました。あぁもったいない何やってんだDJ Couz。ちなみに3年ほど前、マライアキャリーがLAに来てユニバーサルスタジオに遊びに行くということがあり、その時もダミザが「Couzも一緒に行くか?」と誘ってくれたのですが、何を血迷ったかDJ Couz、その時も断ってしまいました。まったく何してんだ!DJ Couz!!パート2。いや、こっちがパート1だな、時間軸的に。
ま、それはさておき、ここで「あれっ?」と思った人はダミザマニア!Baby Ree、ダミザのレーベル名ですよね。これ実はダミザの祖母のあだ名で、ダミザ自身がBaby Reeからとても影響を受けていて、その感謝の気持ちとかリスペクトとか、そういったのを含めてレーベル名をこの名前にしたそうです。
そんな感じで当日、Baby Ree宅はLAから車で1時間半くらいのサンタバーバラという街。現地に到着すると、ダミザの兄弟やお父さんが出迎えてくれ、Baby Reeとも初対面。ダミザが初めて日本に来た’03年にBaby Reeの由来話を聞いて、それ以降電話で1回話したことがあったのですが、会うのは今回が初めて。
Baby Reeも僕のことをいろいろ知っててくれてるようでなんとも嬉しい限り。
家族みんなでBaby Reeお手製の料理&デザート(めちゃウマ)をいただき、その後サンタバーバラ紹介ツアー。
「ここの先の家を最近スヌープが買ったんだよ」
「ここにハリウッド俳優の〜〜が住んでたんだ」
などなど有名人の別宅ほか、
「左のカフェはマイケルジョーダンのお気に入りで、サンタバーバラに彼が来ると必ず立ち寄るんだ。マライアが来たときにも、そこに連れて行ったんだよ。で、そっちのクラブがオレが初めてDJしたところだよ」
「えぇっ?ダミザ、DJやってたの!?し、知らなかった!」
などなどびっくり仰天話を含めつついろいろ案内してもらい、今度は家に戻りBaby Ree宅を探検。部屋の至る所に有名アーティストからダミザに送られたプラチナディスクの額が飾られてたり(その数ざっと4〜50!!)
「そこの部屋でマライアのCry BabyとI Still Beleave作ったんだよ」
などなど。
その後、やはり音楽を生業にするDamizza&Couzということで、次のミックスCDやLAでのライブDJの話しとかスタジオの事とか、そんな感じの音楽話で盛り上がりつつ、のんびりとしたアメリカンな祭日を過ごしたのでした。
追記:そして家に帰って現実に戻り、背中をいやな汗がしたたるのを感じつつ、ミックスCD制作に励むDJ Couzなのでありました。
もうできたけどねっ。
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