ご存知の方も多いかと思いますが、公私共々お世話になっているDamizzaの、Butch Cassidyとの合同アルバムの発売が2月末に迫っております。
アルバム発売の際、必ず行う作業の1つにマスタリングというのがあります。作業内容的には、ミックスが曲の中でそれぞれのパート(たとえばボーカルだったりドラムだったりベースだったり)のバランスを整えて曲全体のバランスを整えるモノだとしたら、マスタリングはミックスされた曲全部で、アルバム全体のバランスを整えるといったトコでしょうか。
他にも細かい作業があるのですが、僕は専門じゃないし詳しくないので、省略させていただく方向で…(笑)。まぁアルバム発売前の最後の作業にマスタリングというのがあると、それだけわかってもらえれば今日のブログはOKです。
でっ!今日、そのDamizzaのアルバム発売にむけてマスタリングがあるというのでちょっと顔出しにいってきました。なぜかというと?
今回のマスタリングスタジオ、バーニーグランドマンマスタリングといい、DreもSnoopもIce CubeもDJ Quikも、みぃ〜〜〜〜んなここでマスタリングするという所です。
ぶっちゃけ、ウェッサイだけにとどまらず、NYからもサウスからもミッドウェストからも、海外まで。ヒップホップだけでなく、R&Bもロックもハウスもカントリーも。
ちょっとそこら辺に転がってるCDのなかで、メジャーレーベル、またはインディでも有名アーティストなど、そこそこ予算をかけて作られてると見られるアルバムのクレジット見てみてください。かなりの確率でこの「Bernie Grundman Mastering」という名前が出てくるはずです。
そしてここの看板エンジニア、Brian Gardnerという人のあだな「 Big Bass 」は、かのDr.Dreが昔、NWAの曲かなんかをマスタリングしている頃に、
「ブライアンにやってもらうと、ベースの音がクラブでかかってる曲の中で1番ぶっとく聞こえるんだ!」
といったところから付いたあだ名だとか…。
はいっ。すみません。熱く語ってしまいました。そんなスタジオなので、やっぱ機会があればのぞいてみたいじゃないですか。
中にはいるとでっかい受付、そしてゴールド&プラチナディスクの数々。うん、こんな感じ。
おぉ!
おぉぉ〜!
手前に見えてる菱形のは50Centのファースト、ちょっと奥にはEminemとIce CubeのサントラFriday。写真には写ってませんが、この反対側にはXzibit、Snoop、Eastsidazなどなど上げたらきりがないほど。
そんな中で僕的にあつかったのは、
とか
そして何といっても
でしょうか。
そんな観光日記はさておき、マスタリング。当然僕は見てるだけですが、一足早くDamizzaのアルバムの曲が聞けてうれしい。今までのBaby Ree Mix Tapeに入ってるモノも何曲かありましたが、新譜も多数!
そして日本のファンには嬉しいはず!”In2’s”も入ってました!いやー、ずっとクラブでかけ続けててよかった。そして強く勧めててよかった。一時はお蔵入りの危機にも瀕したこの曲。このたび、やっとこさ日の目を見ることになりました!くぅ〜!まじうれしい。
そして先行シングル”Cruzin”はButch Cassidyとの競演。その名の通りクルージングにぴったりな、Damizzaの18番(最近は18番っていうのかな?)、切なくメロディアスな曲。シングルリリースをお楽しみに!時期が来たらこのサイト内でも視聴できるようにしたいと思います。今はすみません。僕だけ楽しんじゃってます(笑)。年末のMFMの時はかけると思うので、お楽しみに!
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